「切ります。刺します。引き裂きます」

ユヅ・シュトライヒ
階級
中尉
年齢/性別/身長
21/女性/150

シュトライヒ家の長女。(兄がひとり、妹がひとりの間っ子)
シュトライヒ家に生まれた者のほとんどが医者として働いている医者家系である。
ユヅももちろん医者になるべく勉強していたが、不幸にもユヅは医者になれるような頭脳も器用さも持ち合わせておらず、齢10才にして親からの期待を失ってしまう。

名家として医者になれないような子どもは恥、汚点にしかならないため、両親は赤軍への人材投資という名の厄介払いをする。
どこかの戦場で死んでしまえば、国の為に勇敢に戦った娘として家の名を汚さずに忘れられると考えていた両親の思惑を、ユヅは幸にも裏切った。

近距離での戦闘でユヅはその真価を発揮する。
相手の懐に潜り込み急所を外さずためらわず肉を裂き骨を断つ。
本能的なものなのか、返り血へ誘い込み血で滑った相手の喉を掻ききる、目眩ましに使う、死角からの攻撃を予測し避ける等、頭を使った作戦を自発的に行う。
が、たとえ近距離での作戦だろうと他人から説明されたことに対してはなかなか理解が及ばない場合もしばしば。

基本的に命令されたこと以外はしない(できない)のだが、ユヅへの命令が難しすぎたり、ユヅが不得手とする作戦だったり等、ユヅの戦闘スキルを生かせる采配を持つ上官とはなかなか巡り会えず、「確かに強いが扱いづらい」「俺の命令を無視する部下などいらない」と言われ隊を転々としてきた。

その後イクリプス隊に所属。
訓練、戦争などを繰り返す内に、ゲオルク大将からその実力を見初められ、それ以降はゲオルク大将直属の部下としてその才気を奮うこととなる。

家族から捨てられた状態のユヅだが本人は捨てられたとは思っておらず、今も変わらず家族のことを心から愛している。
毎週一度、かかさず両親、兄妹への手紙を送り続けているが返事がきたことはない。

「もっと頑張ります。もっと殺します。そうしたら、お母さんとお父さんに褒めてもらえます」

それを心の支えとし、赤軍らしく真っ赤な血を頭から被るユヅは「赤ずきん」と敵味方から哀れみと畏怖をこめて呼ばれている。




親/ID
雀ちゅん太/@ss_whiteh

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